現役世代の負担 日本が最大

国連によると、65歳以上の人口に対する25~64歳までの現役世代の人口の比率を示す「潜在扶養率」は、2020年の推計で日本が1.8人と世界で最も低かった。2人に満たない現役世代が高齢者1人を支える計算だ。現役世代は社会保障制度を通じて高齢者を支えるが、その負担が重くなっている日本の現状が改めて浮き彫りとなった。 調査対象の約200の国・地域のうち扶養率が2を下回ったのは日本のみ。(ドイツ 2.5∥米国 3.1∥韓国 3.8∥中国 4.9 ※世界平均は5.3) 国連は世界全体の扶養率の低下について、「高齢者のための公共システムや年金などを整備・維持しようとする国への財政的な圧力になる」と指摘し、既存の社会保証制度を維持することがますます難しくなると分析した。 (2019.6.21 日経)