地震に強い建物を造るため、安全性の高い地盤を確保し、強固な杭で建物を支える杭基盤を採用しています。また、場所打ちコンクリート杭を固い支持層までしっかり打ち込むことにより、堅固な基礎構造を実現しています。

主要な壁や床の鉄筋には、コンクリート中の鉄筋が二重のダブル配筋を採用し、耐久性を確保しました。

躯体柱には継ぎ目をあらかじめ工場で溶接した帯筋を使用する「閉鎖型フープ構造」を採用し、形状バランスや靱性を強化しました。

フロア部分には床下に空気層を設けた置床式構造。床への衝撃を緩和して階下に音が伝わりにくくなります。

落ち着きのある風景に溶け込んだ外観。風雨や腐食にも強い設計です（一部石貼り）。
※外壁150～180mm

給水・給湯管には、耐久性に優れ赤水の心配もない樹脂管を採用。メンテナンス性にも優れています。

ガラスを2枚使用することで、断熱性を高め、室内を快適な温度に保ちます。また冬季の結露も発生しにくい性質を持ちます。
※２階のみ防犯フィルム貼

外部や隣戸との騒音を遮る構造と厚みでプライバシーにも配慮しており、より過ごしやすい住空間を創り出します。
※外壁150～180mm、耐火遮音乾式間仕切壁135mm

震災時建物のゆがみによる扉の閉じ込みのないよう、ドア枠と扉の間に隙間を設けた対震枠(耐震枠)を採用しました。

バルコニーや階段など滑りやすい場所に安全確保を目的とした、耐水性滑り止めシートを設置しました。

震災時に吊戸棚の中身が飛び出さないよう、大きな地震を感知すると扉をロックします。

消し忘れ、ガスの大量流出、震災時などに自動で感知してガスを止めます。

避難階段での避難が困難な場合でもバルコニー部分に避難経路が確保されています。

火災発生時の初期消火に有効な消火器を共用廊下に設置しました。